事業承継とは、会社の経営権を後任者へ引き継ぐことです。
個人で対応するのは複雑なため、税理士に対応を依頼するケースも多いでしょう。
今回は、事業承継にかかる費用項目について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
▼事業承継にかかる費用項目
■相続税
事業承継では、会社の資産も対象です。
資産を承継するにあたって、相続税が課せられる可能性もあるでしょう。
■贈与税
事業承継において、前経営者と個人間で資産のやり取りが発生した場合にかかる費用です。
定められた限度額以上の資産が発生すると、贈与ではなく相続税にあたるため注意しましょう。
■法人税
企業活動により得た利益に課せられる税のことで、事業のすべてを承継する場合にかかる費用です。
しかし、個人間でやり取りする場合には発生しません。
■消費税
事業承継で得た資産を、他の事業者へ引き渡す場合に課せられる費用です。
しかし、株式の譲渡は消費税の対象外にあたるため、基本的にかかることはほとんどありません。
■登録免許税
事業承継をした会社にまつわる登記を行う際に、課せられる税金のことです。
土地や建物の承継がある場合、必要になるため事前に確認しておきましょう。
▼まとめ
事業承継をする場合にかかる費用項目は、相続税・贈与税・法人税などが挙げられます。
状況に応じてかかる費用も異なるため、事前に税理士へ確認しておきましょう。
所沢で事業承継をはじめとしたお金に関するご相談は、お気軽に『峯岸会計』までご連絡ください。
税理士としての経験をもとに、お客様が安心して事業に携われるよう支援いたします。