事業承継における手続きの流れ

事業承継は複雑な手続きが必要なため、時間がかかります。
ご自身で手続きを検討されている場合、基本的な流れを把握しておくと、スムーズに進められるでしょう。
そこで今回は、事業承継における手続きの流れについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
▼事業承継における手続きの流れ
①経営状況の確認
事業承継を行うにあたって、現在の経営状況を確認しましょう。
資産の承継にあたって課せられる費用もあるため、資産状況をクリアにしておく必要があります。
②後継者の選定
会社を引き継ぐために、後継者の選定を行います。
後継者に十分な知識や経験が伴っていない場合は、育成期間を設けましょう。
③事業承継計画の策定
事業承継は、思い立ったらすぐに進められるものではありません。
誰に事業を承継し、どのような方法で進めていくのか、事業承継計画を策定しましょう。
④関係各所へのお知らせを実施
事業承継計画がある程度進んだタイミングで、関係各所へ周知を行いましょう。
会社の規模によっては、自社の経営陣だけではなく、取引先や金融機関へも周知が必要です。
⑤事業承継の実施
実際に事業を承継する場合、株式譲渡と事業譲渡の2つに分類されています。
どちらの方法を選択するかにより、その後の手続きや必要な費用も異なるため、事前に確認しておきましょう。
⑥後継者への引継ぎ
事業承継を行ったあとは、後継者への引き継ぎを行います。
基本的に必要な引継ぎ内容は、経営権・事業資産・知的資産です。
これらの引継ぎを行い、事業承継が完了します。
▼まとめ
事業承継の手続きは複雑なので、あらかじめ基本の流れを押さえておきましょう。
そのうえで、必要に応じて専門家と連携を取っておくと、スムーズに進められます。
事業承継の手続きに関するご相談やご依頼は、所沢にある『峯岸会計』へお任せください。
税の専門家である税理士として、経営者の皆さまが安心して利用できるサービスをご提供いたします。

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