青色申告と白色申告の違いについて

確定申告は、青色申告と白色申告の2つに分類されています。
どちらの方法も1年の所得を申告し、来年度の所得税を計算する制度です。
自分で確定申告を行ううえで、青色申告・白色申告の違いが判らず、お困りの方も多いでしょう。
そこで今回は、青色申告と白色申告の違いについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
▼青色申告と白色申告の違い
■申請方法の違い
青色申告で申請するには、税務署への事前申請が必要です。
所得の種類に応じて、適切だと認められればその年は青色申告で申請できます。
しかし白色申告においては、事前申請の必要はありません。
■帳簿の作成方法の違い
青色申告は節税効果も高い申告方法のため、帳簿の作成にも決まりが設けられています。
基本的に青色申告では複式簿記での申請が条件ですが、白色申告は簡易簿記で問題ありません。
青色申告はより複雑な記帳が必要なのに対し、白色申告では簡易的なもので問題ない点が違いといえます。
■提出書類の違い
青色申告で必要な書類は、確定申告書のほかに控除書類や決算書が必要です。
決算書は非常に複雑なもので、専門知識を必要とするケースも多いでしょう。
一方で白色申告では、所得の根拠になる収支決算書や控除書類のみなので、申告の手間がかからない点が違いです。
▼まとめ
青色申告と白色申告においては、申請方法や帳簿の作成方法に違いが見られます。
また必要な提出書類の種類も異なるため、それぞれの申請方法について、事前に確認しておきましょう。
所沢にある『峯岸会計』は、税に関するご相談を承っております。
税理士として確定申告のサポートも行っているので、不明点がある方はお気軽にご相談ください。

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